韓国若者の怒りを結集した「剥奪感.com」オープン!25歳青年秘書官人事を徹底批判!!

#0279 韓国若者の怒りを結集した「剥奪感.com」オープン!25歳青年秘書官人事を徹底批判!!


(ゆ)韓国大統領府大抜擢した25歳女性青年秘書官が批判の的となっています。
同じ大学に通う匿名の大学生は「剥奪感.com」というサイトを作成して批判を展開しています。
メディアにも取り上げられ、多くの人が賛同の声を寄せているようです。

今回の3行まとめ!

  1. 秘書官に大抜擢の25歳女性
  2. 徹底批判サイト登場!
  3. 疑われる制作者
(し)韓国では弱冠25歳の女性であるパク・ソンミンが青年秘書官となったことが大きな話題となりました。

大統領府は「青年の立場から青年の難しさをよりよく理解し、青年と疎通して青年のための政策を作成し調整していく「青年秘書官」になると期待します」とコメントを出しています。


しかし就職活動経験もない学生で、ゴールデンパラシュートによって1級公務員になった人に学生の苦労が分かるのかと批判が沸き起こりました。

そうした声を代弁した「剥奪感.com」というサイトが6月25日に自称高麗大学生によって作成され、話題となっています。

(参考)박탈감.com

制作者は「共に民主党最高委員を青年秘書官に任命した大統領府とそれを擁護する与党を批判する」とし、辞任要求をしています。

サイトによると、「5級公務員試験のために行政試験を準備する友人、ロースクールを準備する友人など将来のために数え切れないほど努力する友人がいる

「反面パク・ソンミンは大統領府の「見せる式」青年要人で、特別な履歴がなくとも1級公務員に準ずる秘書官職に任命された」と批判しています。

ネットでは多くの共感の声が寄せられています。

しかしながら、「本当に高麗大学生なのか?」「サイトの背後に野党人事や報道機関が隠れている」「サイト名がださいことから大学生ではないようだ」などの疑惑も浮上しました。

これに対して新たにページを設け、様々な証拠を提示して反論しています。

編集所感

今回の概要!

  1. 小説で知った男女間の葛藤
  2. 秘書官抜擢はどれだけすごいのか
  3. 批判を打ち破れるか?
(ゆ)朝鮮日報が制作者にインタビューをした特集記事を書いていて、そこでこのサイトの存在を初めて知りました。


6月26日のニュース、見てなかったのか見逃したのか、メディアでは大々的に報じられていたようですけどね。

なぜすぐメディアに露出できたのかと疑われていましたが、前日に各メディアにリリースを送信していたからのようですね。

うさんくさいと数々の疑惑が降りかかっていましたが、それは反論ページによって払拭されたものとわたしは考えています。

プロのアンチマーケターによる反対活動ということではないようです。いや、実際はどうかわかりませんけどね。そういうことにしておきます。

ほら、疑いだしたらキリがなくて前に進まないので・・・。

韓国では大学トップ3をSKYと呼んでいて、これはソウル大学、高麗大学、ヨンセ大学の頭文字を取ったものです。

まあ、就職には特に有利な人たちですが、それでもこのご時世なので大変苦労しているようですね。

わたしはつい先日チョ・ナムジュという人が書いた「82年生まれ、キム・ジヨン」という本を読みました。

これについてはいつか詳しく触れたいと思いますが、韓国の女性が韓国社会で非常に理不尽な立場に追いやられていたことを知りました。

もちろんこれは小説ですので誇張はあるかもしれませんが、女性の韓国社会への不満を結集したものだと思います。

それはハッキリ言って日本の比ではないと思います。そういう経緯があって、過激なフェミニズムや男女間の不信が今もあるようです。

わたしは本の主人公と同年代ということになりますけど、こんなにあからさまじゃなかったなぁ日本は。もっと昔は色々あったかもですが。

わたしが生きてきた中で特に印象が残っているのは、2つめの会社に入った時に女性だけ制服というものが用意されていたことかな。わたしは着なかったけど・・・。

わたしの話はいいや。まあ、韓国の男女間の葛藤について知りたい方にはお勧めです。あ、図書館ですぐに借りられました。

韓国では大学受験が人生のハイライトなんて言われているのをよく耳にすると思いますが、就職活動は次のハイライトといったところ。

小説では時代もあって、特に女性というのもあってとてつもない苦労が描かれていましたね。まあ2004年とかなので今は多少変わったと思いますが。

ただ、ここ数年はいわゆる大学新卒の就職難が韓国では課題となっていて、男女問わず大変なようですね。

また、平等になってきただの言われていますが、女性の方が就職しにくい状態はまだ続いていると思います。社会はそんなすぐには変わらない。

文在寅政府は、若い女性でも実力があれば要職に就ける!というのをアピールしたかったのでしょうが、在学中の学生が秘書官というのもね。

これ、色々な比較がなされていますが、広域市の副市長とか、道の副知事、高等裁判所の部長判事、軍で言うと中将に当たるらしいですね。

韓国にも公務員試験制度というのがありまして、公募試験の最高クラスは5級ということです。試験の準備に3年はかかるとか言われています。

ここから30年間必死に働いてもなれるかなれないかわからないのが1級という位で、2級か3級までで留まることが多いそうです。

それをゴールデンパラシュートなんてネットでは言ってますけど、ポンと政治活動しかしてない大学生に与えたわけです。

それを「剥奪感」という言葉で表したということですね。なるほどねぇ。まあ、ひがみっていうのもあるんだろうけど。

結局特権階級を一人作って多大な不公平感が生まれただけ、ということになりましたね。これぞ韓国で言う展示行政というものですか。

青年秘書官にどういう人が適しているのかわたしにはわかりませんが、残り少ない任期で成果を挙げるしかないでしょうね。

野党国民の力の若い党首、名前忘れたし調べないけど、あの人は実力で勝ち取りましたからね、一応。それとは対称的ですね。

また、この女性が結構過激気味なフェミニストであったことも男性側からの不満が高まった原因でもあると思います。

いや、もうこれは目覚ましい仕事で見返すしかないでしょう。韓国の若者のために頑張って下さい。あ、女性のためだけかも・・・。

お〆め

(し)あ、これは前にも出てきた人だね。やっぱり批判されてるんだ。

(ゆ)まあ、当初から批判は凄かったけどね。女性だからっていうのも要素としてはある程度を占めていると思う。

(し)あっ、そうなの?男性だったらここまでならなかった?

(ゆ)またちょっと違ったと思うね。それにこの人がちょっと偏ったフェミニストなんだよ。それがまた問題だと思う。

(し)韓国ってそんなに男女の仲悪いの?

(ゆ)長年女性が社会的に不利な立場にあったことはまあどの国も同じなんだけど、韓国は文化的にそれが極端だったようなんだよね。

(し)えっ?それっていつ頃の話?

(ゆ)何がいつ頃かまではほら、その時代を韓国で過ごしたわけじゃないからわかんないけど。

(し)そりゃそうだよね。あれ?でも韓国は男女平等が進んでるんじゃなかったっけ?

(ゆ)えっ?それ何情報?

(し)男女平等ランキングで日本より上なんでしょ?

(ゆ)あぁ、ちょっとだけね。大して変わらないんだよ。あとはそれよりも社会に根付いてる相互嫌悪が半端じゃないね。

(し)あぁ、あのフェミニズムとか?ってこと?

(ゆ)まあ、でもフェミニズムは不平等社会への反動だからそれ自体が問題というわけではないんだよね。

所詮男女は違うから、それを認めつつというのが落としどころなんだけど、弱者の横暴的なところがまた反感を買うよね。

(し)それって、この前の女性が倒れてたら男性が助けるべきだ的な?

(ゆ)ああ、あれは実際には男性2人と女性1人が助けたらしいよ。監視カメラで分かったんだって。

(し)えぇっ?あれってそうなの??

(ゆ)だからそういうデタラメが生まれる原因も相互の嫌悪からなんだと思うんだよね。

(し)なんだかややこしいね。どうせなら仲良くすればいいのにね。

(ゆ)そうなんだけど、これがもうかなり複雑みたいなんだよね。まだまだ時間がかかるんだと思う。

(し)日本も色々あるよね。育休とか役員の比率とか。

(ゆ)そういうのも時間がかかる問題だし、女性としても、女性がもっと活躍できる場を切り開かないとと思うね。色々難しいんだろうけど。



(し)全ての性別の人が仲良くすればいいのにね!わたし「しらゆき」のコーナーは2回に分かれます!🥰
その一回目はわたしの学生時代のアルバイトについてです。カフェレストランで働いていたんですけど、そこのオーナーがすごくセコかったです・・・😅

あつまれ!しらゆき姫のてんこ森


(し)「あつまれ!しらゆき姫のてんこ森」お話の一覧ページはこちらです!
お笑い東亜研究会

YouTubeチャンネル「お笑い東亜研究会」のブログサイトです。 ここではチャンネルに掲載された動画の他に、動画投稿されていないオリジナルのコンテンツも提供していく予定です。(あくまで予定です) そのうち記事が増えていくと思いますので、期待して待っていて下さい。 しらゆき(左)と、ゆるりん(右)の2人でお届けしてまいります。

أحدث أقدم