あつまれ!しらゆき姫のてんこ森
第020話 しらゆきさんの古き良きアメリカ生活
しらゆきさんがつぶやく公式Twitter(@owaraitoua)
(し)しらゆきさんの
帰国子女の話を聞きたいとコメントでリクエストいただきましたので、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
(ゆ)ネタいっぱいあるの?
(し)うん!いっぱいあるよ。
(ゆ)へへっ、じゃあ色々期待していいんだね。
(し)大丈夫だよ!
でも面白いかどうかはわかんないよ。
(ゆ)大丈夫、何とかなるよ。何とかするし・・・。
(し)それでね、わたしは小学生の時に家族で日本人があまりいない
アメリカの南部の町に住んでたの。父の仕事でね。
(ゆ)お父さん確か偉い人だったよね。
(し)うん。
父はNHKばっかり見ててわたし子供の頃はバラエティ番組は見せてもらえなかったよ。
箸の持ち方とか車のブレーキの踏み方とかは教えてもらってありがたかったけどね。
(ゆ)ははっ、
昭和の男だしね。うちの父もだけど。
(し)それでね、最初は
イエスとノー、ハローだけ覚えてそのまま小学校に入ったの。もちろん日本人は誰もいなかったよ。
(ゆ)3つか。わたしの米国デビューは社会人になってからだったからもう少しマシだったけど、でも
中学生レベルだから苦労した・・・。
(し)日本人が珍しいみたいでいろいろ話かけてくるんだけどね、
とりあえず全部イエス、イエスって言ってたなー。だからいつもいろんな子と一緒にトイレに行ってた。
(ゆ)えっ?なんで?
(し)どうやら
「トイレ一緒に行く?」っていろんな子に聞かれてたみたいで、何言ってるか分からないからとりあえず
「イエス」って答えてたらトイレに連れて行かれてたって感じ。
(ゆ)こわっ!でも小学生ってそんなもんなんだ。で、何回もトイレ行ってどうしたの?
(し)友達を待ちながら、
あー、あれはこういう意味なんだってだんだんわかってきたね。20人くらいのクラスだったけど、女の子はみんなトイレ行こうって誘ってくれてたよ。
(ゆ)ふーん。一種のやさしさなのかな?大変だったけどそうやって繰り返されると覚えるよね。
(し)でね、
数か月後にはアメリカ人の友達と南部なまりの英語でペラペラ話してたね。
(ゆ)わたしは
3ヶ月いても大して上達しなかったけどね・・・。やっぱり子供の頃って凄いんだね。
(し)そう、今考えても凄いと思う。今はもうちょこっとしか話せないけどね。
(ゆ)わたしはむしろ帰国してから勉強したよ。
(し)それで、みんな日本をよく知らないみたいで、「
日本から車で来たんでしょ?どれくらい時間かかった?」とか「スカートとかズボンはアメリカに来て初めて着たんでしょ。だって
日本人はみんな着物着てるんでしょ?」とか質問されたよ。
(ゆ)田舎町あるあるだよね。
(し)みなさんが想像するようなアメリカーンなところじゃなくて、
森に囲まれた田舎に住んでたんだよ。
昔のドラマ「大草原の小さな家」のような古き良きアメリカって感じのところ?だったよ。
(ゆ)え?それって
西部開拓時代の話でしょ?
放映も70年代とかじゃないの?
(し)そうなの?なんかテレビの何かで観た時に懐かしい感じだなーって思って覚えてたの。観たことはないけどね。
(ゆ)わたしも観たことはない。
何だか昔のドラマでつまんなさそうだから。何となくは知ってるけど。
(し)とにかく
すっごい田舎だったんだよ。
なつかしいなー。アンジーとかシャローンとかみんな元気かなー。ジェニファーは絶対太ってると思うよ!
(ゆ)いや、
ほぼ全員太ってるんじゃないかな・・・。
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