あつまれ!しらゆき姫のてんこ森
第093話 しらゆきさんとサンタクロース
しらゆきさんがつぶやく公式Twitter(@owaraitoua)
(し)ゆるりんって
サンタクロースのこと、いつまで信じてた?
(ゆ)えっ?なんでこんなに
季節外れの話題・・・。
(し)うーん、単にふと思い出したからだよ。
(ゆ)わたしはねぇ、保育園の年長の時だったかな。
衝撃的な出来事があって両親だと確信したよ。
(し)えっ?何その出来事って。
(ゆ)何かしらのおもちゃを頼んだんだけど、目が覚めてみると違うものが置いてあったんだよ。一枚のメモと共に。
そこには「サンタさんは高すぎて買えません」みたいなことが書いてあったよ。わたしが子供の頃、うちは貧しかったからね。(300円までとかも書いてあったかも・・・)
(し)うわーっ、それは強烈だね!!
(ゆ)すごくがっかりしたよ。でも一発で目が覚めた。
(し)わたしはね、覚えているのは
小学校4年までは間違いなくいるって信じてたよ。本当にサンタさんはいるんだって確信するできごとがあったんだ。
(ゆ)わたしとは逆だね。なんで?
(し)それは周りの友達が「
まだ本当にいるって信じてるの?」って言い始めて、わたしもちょっとだけ怪しんでいたんだけどねぇ。
でもその年のクリスマスに送られてきたサンタさんからのプレゼントを見て、親ではないって思ったの。
(ゆ)えっ?どうして?
(し)わたしはサンタさんに
リカちゃん人形のお友達のリボンちゃんがほしいって願い事していたんだよ。
だけどその日枕元に置いてあったのは、私がいつも遊んでいるリカちゃん人形そのものだったんだよ。「これ、持ってるやつと同じだー!」って。
両親もびっくりしてたし。だって両親なら持ってるの知ってるから買わないでしょ。サンタさんだからそんなこと知らなくて同じものになっちゃったんだよ。
(ゆ)なるほどねぇ・・・。でもサンタさんは何でも知ってるはずじゃないの?
(し)うーん。で、それをね、学校に行って周りの友達に言ったらね「
え?やっぱりサンタさんって本当にいるのか?」って混乱してたよ。
(ゆ)そんなことになったんだ。それは笑えるね。
(し)今はね、
サンタさんが部屋の中に入ってきてプレゼントを置いている写真が撮れるっていうおもしろいアプリがあるらしいよ。
自分の部屋にサンタさんがいる写真だから、子供たちはびっくりするよね。
(ゆ)何だかそうらしいね。わたしはそういう無駄な夢を見させるのは反対だなぁ。
子供ができたら最初から存在を否定するよ。
(し)あれー、ゆるりんは夢がないなあ。現実的な母親とクールなお子様が想像できるよ。
でも相手をみつけるのが先だよね。
(ゆ)それ言われると思った!
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