#0222 韓国でも導入検討?逆転劇見せるかロシアワクチンスプートニクV!
選択肢の一つとして、本格的な検討に入りました。
水よりマシレベルと言われたスプートニクVが世界で存在感を見せています。
今回の3行まとめ!
- 韓国も他国に倣って採用検討?
- 国内では6億回以上の生産契約
- 好評価でシェア争いでも頭角表す
ワクチン確保に苦しむ韓国政府は、4月22日にロシア製ワクチンスプートニクVを含め、様々な国のワクチン導入の可能性を示唆しています。
(参考)世界日報 2021/04/23
そして29日、食品医薬品安全処は国内メーカーの申請を受け、非臨床資料の事前検討に入ったとしています。
英国の医学誌ランセットでは、スプートニクVの予防効果が91.6%という事実上の第三相臨床試験結果を発表。
これに対してロシア政府は97.6%の予防効果があると主張しています。
現在まで中南米諸国やアジア諸国を中心に61カ国で使用が承認され、現時点では28カ国で実際に使用されています。
最近ではインドが5月から供給を受けることが決定され、インド企業は年間8億5千万回分の生産契約を締結したと報じられています。
韓国では生産委託契約を締結した企業が輸出向け1億5千万回分の生産を開始し、さらに5億回分の契約も結ぶとして注目を浴びています。
最近ではドイツやフランス、イタリアが購入するといった報道がある中で、ブラジルでは使用拒否が報じられるなど評価は分かれています。
アストラゼネカ同様ウイルスベクター方式のため血栓症発生が不安視されていますが、現在のところそのような報告はないとされています。
スプートニクVは現在、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、シノファーム、に続いて世界で5番目に多く使用されたワクチンとなっています。
編集所感
今回の概要!
- スプートニクV大逆転?
- 人気の秘密・・・
- K防疫の失墜
世界初を自慢したいが為に適当に作ってできたなんて言い張ったんじゃないかとか評価されていましたけどね。
大体第三相臨床試験をせずに承認するというデタラメぶりで、欧米社会からはとんでもないゴミ扱いされていましたね。
その大きな不信感を抱いているのはロシア国民の方で、最近ようやく接種率が10%を超えたそうです。
反対していた医療関係者はどうなんでしょうかね。まだ抵抗しているのでしょうか。きっとしてるよね、この接種率だと。
ロシアは他にも2種類開発されていて、どうやらどれも国内からは大した評価を受けていないもよう。
ただ、どれもちょっと特徴的で、一度目と二度目に接種する薬剤の種類が違うらしいんですよね。全く同じではないとのこと。
アストラゼネカとおなじウイルスベクターなのに血栓症などの副作用がないのはこのせいかもなんて話もあります。
そういえばアストラゼネカがスプートニクVと混合すれば効果が高まるかもなんて話をしていて、それはどうなったんだろう。
とはいっても、現在承認されて使用されている国は医療保険システムが不十分で、ワクチン接種後の異常反応確認ができていないだけではないかという指摘も。
アジアではモンゴル、カザフスタン、パキスタン、イラン、イラク、フィリピン、ベトナム、インドなど。
いかにも他の国からワクチン供給が十分にできそうにない国ばかり、または不足してそうな国ばかりですね・・・。
とはいえここ最近は凄い人気ですよ。他が不足していたり高かったりするのに1回10ドルですからね。おまけに粉末で輸送できるという話も。
最近プーチン大統領が2回目の接種を受けたと報じられましたが、ワクチン名は明かされていません。多分ファイザーだから・・・。
スプートニクVを打ってたら絶対名前を出して自慢しますからね。プーチンも心底は信用していないということでしょう・・・。
なのでわたしも未だに不信感だらけですよ。ただ、それでも十分な検証がなされて有効性が示されれば信じるしかないのかなとは思います。
深刻なワクチン供給不足に悩まされる韓国は、まだどこにも承認されていない米国ノババックスとロシアのスプートニクVを事前検討対象としました。
スプートニクVは国内で大量に生産可能で、韓国で必要な供給量を充分に生産できるというのが大きな強み。
ただ、食品医薬品安全処は少し前に、スプートニクVは国内導入計画の対象外と一刀両断していました。
とはいえ状況が状況なので、確保できる可能性が高い物を検討すべきだという声も上がっているようですね。
保守派は単に反対したいのか何なのか、ロシア製だと国民が安心しないからとか言ってますね。だから検討するんだよ・・・。
恐らく、誰もが心の底ではロシア製に頼りたいとは思っていないんですよ。ほぼ全世界。ロシア人ですら。
ただ状況がそうは言ってられなくて、じゃあ中国製にするのかというとそれも不安で、国内で試験するとそこそこの結果。
もはやゼロよりはマシ、価格も安いということで踏み切っているのでしょう。
時間、価格、実際の供給量、有効性。これらを考慮して各国が決めることなので、残念な国だとかは思いません。
日本だってそうならないという保証はないですしね。まあ、日本の場合は国家間の関係もあって裏側は色々複雑なんでしょうけど。
韓国が選択肢として検討対象とするのは現実的に考えるといたしかたないことなのかなと思います。
ただ、韓国とて別に米国や英国との関係が悪いわけではなく。あっ、米国との温度差は微妙か・・・。
とは言えどこれほどワクチン確保に苦労するのはなんなのかと思いますね。途上国向けのCOVAXからも供給を受けたりして・・・。
ひょっとしたら中国のように、初期のマスクや検査キット外交で評判を下げてしまったのかなとか、また別の理由があったのかとか想像しちゃいます。
お〆め
わたしたちはいつ頃になるの?
今年もまたマスクの熱い夏が来るんだね。
そして・・・しらゆきさんのシンプル生活
炒めたり、煮込んだり、自分でお料理するのをやめてみた!はははっ
ゴミ集めもなくなったから会社の掃除も時間かからないし、何よりゴミをむやみに出さなくなったよね。