#0166 韓国三権分立崩壊!司法は政権のおもちゃか?
今回の3行まとめ!
- 慰安婦訴訟日本に賠償請求
- 日本政府は主権免除を主張
- 判決まで7年5ヶ月の月日
(参考)毎日経済 2021/01/08
裁判所は「証拠と各種資料、弁論の主旨を総合すると、被告の不法行為が認められる」
「原告らは想像するのも難しい深刻な精神的・肉体的苦痛に苦しんだとみられ、被害の賠償を受けることも出来なかった」としました。
「慰謝料額は原告が請求した一人当たり1億ウォン以上が妥当であると判断され、請求を全て受け入れる」としています。
日本政府側は、国家の行為は他国の裁判では裁かれないという国際法上の主権免除の原則を当然のものとしています。
(参考)読売新聞 2021/01/09
そのため裁判には参加せず、控訴もしないという方針。そもそもこの裁判自体を認めていないということです。
今回の裁判ではこの主権免除を争点とし、「日本帝国によって行われた反人道的犯罪行為であり、国際強行規範に違反した」とし
「国家の主権的行為としても免除を適用することができず、例外的に大韓民国の裁判所に被告の裁判権があると思う」と説明しています。
日韓両国が1965年に結んだ請求権協定や2015年の日韓慰安婦合意は対象に含まれないという判断を下しています。
原告が最初に賠償金要求の調整申請を出した2013年8月から7年5ヶ月が経過しました。
(参考)毎日経済 2021/01/08
一般裁判所に移送されたのが2015年10月。2016年1月に正式に裁判が開始され、5年の月日を経てようやく判決が下されました。
編集所感
今回の概要!
- 韓国の韓国による韓国のための判決
- 日本絶対悪が正解
- 腐りに腐った韓国司法と三権分立
韓国は三権分立が確立しておらず、司法が国民感情や時世に大きく左右されていると感じざるを得ませんね。もちろん政権にも。
日韓関係の悪化は今に始まったことではないし、それ自体は大きな問題ではない。今後もよくなるようなものでもない。
両国の政府関係者や日本のメディアはそこを大きく取り上げるけど、そんなもの大見出しにする必要はない。
判決が出るまでに何年もかかっていますが、なぜ今になって突然判決が出るのか。それは韓国政府および司法が右往左往を続けているからだと言えるでしょう。
何をどう考えても日韓両国の問題としては1965年の請求権協定で全てが終了しているはずで、苦肉の策で行われた2015年の合意はそもそも意味がない。
そこで拠出された10億円はほとんど雲散霧消して、全く意味をなしていない。それ以前のお見舞い金だったかも受取を拒否された。
請求権協定でいわゆる慰安婦に対する補償は韓国政府に移されたわけですが、韓国政府は一切の努力をせず、うやむやにしたまま。
政権の求心力が低下すると毎回出てくるのが日本への厳しい態度で、支持率の下落が止まらない文在寅政権でも同じ事が繰り返されています。
文在寅政権は検察総長が政治家、いや政権に対して職権を乱用して閣僚を追い落とそうとしているとして懲戒請求し、職務停止を命じた。
そして手元に高位職に対する特別機関を設置することで、検察の権力を削ぎ落としています。
わたしは文在寅大統領は基本的に真面目で誠実な人間だと考えていましたが、ひとたび権力を握り、自らに不都合が出るとこの有様。大きく失望しています。
韓国は国際社会のルールよりも、自国の国民感情や、それを煽動して世論を動かす政権の都合を重視しているとしかいいようがない。
それが繰り返された結果が、大日本帝国絶対悪という間違った根本原則だ。これが教育として韓国人の中に埋め込まれています。
この手法は中国共産党や北朝鮮がやっているデタラメ教育と同種のものだと批判します。
彼ら同様、韓国は常に歴史的に正しく、それをねじ曲げた併合時代やそれに協力した者は絶対的な反逆者という烙印を押しています。
当時は併合反対派もいましたが、韓国の国家としての決定であり、それを一部の反逆者が行った売国行為だと定義しているのです。
そうすることによって、現在の韓国という国家の流れを汲む者たちは100%正当であったと主張し続けているわけです。
我々に一切の間違いはなかった。悪いのは全て日本と売国奴。この定義によって今も全ての責任から逃れようとしています。
なので請求権協定で韓国政府が引き受けるはずの国民への賠償請求からも逃れ続けている。
慰安婦問題で慰安婦団体の代表が慰安婦や賠償を食い物にしていたことが明らかになりましたが、韓国政府も未だに同じ事を繰り返しているということです。
韓国政府が常に反日感情を煽りながら逃れた責任を、未だに日本政府に全て押しつけている。それがやまない謝罪と賠償の要求であり今回の判決です。
そもそも従軍慰安婦制度というのは当時は合法的なものであり、大戦後韓国政府も採用していました。これについては一切黙殺しています。
これを現代の価値観で裁くことは正しいこととは思いません。過去を省みて悪かったというのは、人権についての考え方が変化しているからです。
制度によって被害者が発生するのはいつの時代でも同じであり、その責任が制度設計自体にあると決めつけるのも問題です。
誰が誰に騙されたのか。誰が誰を守らなかったのか。責任は至る所にあります。本当に騙されて苦難を経験した人は不幸でした。それは認めます。
しかし一切の責任が韓国人にはなく、日本政府にあると十分な証拠もなく判決を下すのは正しい司法とは言えない。
曖昧な記憶を重要な証拠として採用するのはあまりに乱暴で、本来の司法の現場では行われない行為です。
司法が世論や政治に影響されるというあってはならないことが起きています。
韓国の司法はある部分では機能していますが、国際的な問題に関しては正しく機能していない。特に対日本についてはデタラメで公平性を完全に欠いています。
韓国が偏った歴史認識と教育から生みだした産物であり、これが是正されることは未来永劫ないでしょう。そういう国として付き合っていくしかないのです。
お〆め
そして・・・しらゆきさんとゆるりんのまったり土曜日
わたしどのくらい寝てた?