韓国が日本から盗んだのはべにはるかだけか?安納紅やべにまさりなどは正しく海を渡ったのか?

#150 韓国が日本から盗んだのはべにはるかだけか?安納紅やべにまさりなどは正しく海を渡ったのか?


今回の3行まとめ!

  1. 日本のサツマイモ韓国に盗まれる!
  2. 韓国サツマイモの伝来は日本から
  3. 農作物を守るには?

日本農業新聞が日本のサツマイモ品種「べにはるか」が韓国で無断栽培され、韓国国内で広く流通していると報じました。


新聞によると韓国への流出は韓国の農業者らが日本の産地を視察した際に種芋を無断で持ち帰ったことが原因としています。

2018年時点では韓国のサツマイモ栽培面積全体の4割を占め、韓国のサツマイモ自給率上昇に大きく貢献したとされています。

韓国でべにはるかは5kgあたり1,000円~2,000円と、日本の半額以下で出回っていて、海外市場で競合になると懸念されています。

朝鮮半島へのサツマイモの伝来は18世紀後半に、対馬の朝鮮通信使を通じて伝わったという記録が残っているそうです。

韓国で初めて栽培に成功したのは慶南地域とされていて、今は全羅南道で多く生産されているようです。

韓国の国内品種のシェアは2016年では14.9%程度とされていましたが、2020年には37.1%と2.5倍近く上昇。

(参考)News AM 2020/10/21

日本の品種をさらに改良し、韓国オリジナル品種として輸出する計画が次々と持ち上がっているようです。

海外でも日本の品種とほとんど同じ味で日本品種より安いと評判になっているようです。

国会ではブランド品種の海外への持ち出しを規制する内容を盛り込んだ種苗法の改正が審議されています。

しかし国内農家が指定品種の自家採種をすることも原則禁止となるとして、議論が続いています。

編集所感


今回の概要

  1. 隠されたべにはるかの名前
  2. 他の品種も盗まれた?
  3. 制度の穴と塞ぎ方

この報道自体は2月の21日にテレ東NEWSが報じているのですが、日本農業新聞に掲載されて改めて種苗管理に警鐘が鳴らされたというわけです。

種苗法の改正に関しては議論が行われていますが、農家の不利益になる点も指摘されて改正法案は未だ可決されていません。

これについては農家の不利益にならず、品種流出の防止を達成できるような法律となることを望むばかりです。

さておき、テレ東NEWSでも今回の日本農業新聞でも取り上げられたのは「べにはるか」ですが、他にも日本の品種は韓国に渡っているようです。


べにはるかは韓国でもしばらくの間はそのままの名前で売られていましたが、近年危険を感じたのか「クルコグマ」

即ち蜂蜜さつまいもと名前を変えたようですね。

この辺りはどこでも報道されているのでよいとして、どうやら他の品種も出回っているようなんです。

ただ、ライセンス契約を交わして合法的に輸出されたものかは分かりません。少なくともどれも輸出されたという記事は見つかりませんけどね。

韓国のサツマイモ農家のブログを見ると、2013年の時点で多くの日本品種が取り扱われていることが分かります。


その中には今や韓国でも人気となり、韓国で品種改良されてしまった種子島の安納紅も含まれます。

病気に弱くて栽培が難しいという点を克服した品種が韓国で開発されて人気が出ているようですね。

紫芋のパープルスイート。こちらはパープルスイートロードと思われますが、そちらも人気があるとか。

2015年の別のブログにはひめあやか、鳴門金時、紅あかり、べにまさりの名前も上がっています。


おっと、紅あかりはじゃがいもだそうです。ってじゃがいもも盗まれたのでしょうか・・・。

いや、これらが正規のルートを経て韓国に渡っているのであれば問題はないわけです。

しかしいちごの件なども考慮すると、当たり前のように無断で持ち帰ったと考えるのが妥当でしょう。

1990年代に韓国でPCのゲームショウを行った時に、来場者が何の悪気もなくディスクをコピーしていたという話を聞いたことがあります。

「なにしてるんだ?」と聞くと「コピーイング」と悪びれずに答えたそうです。

苗についても、いい物があったからちょっともらって帰っただけだと考えているんでしょうかね。

寺院に仏像があったから、勝手に持って帰ったというのと同じでどれも盗難なんですが、その意識がないという・・・。

日本側の品種登録制度の煩雑さや知的財産権保護に対する意識の薄さも当然問題です。

80年代から90年代は企業自体もその意識の希薄さから次々と韓国や台湾に技術を流出させてしまいました。

新聞によるとべにはるかは中国にも流出しているようですからね。

やはり何かしら根本的な問題解決の方法が必要のようです。

農場見学とか、最後はボディーチェックや荷物検査が必要かもしれませんね。

広い範囲の国防や国益を守るという観点で、法整備や制度改革は行っていかなければなりません。

国内制度にしても、お役所的な煩雑な手続きなどもこれまで通りではなく、どんどん見直していかなければならないようです。

悪い意味で旧来のやり方に固執して保守的では意味がありません。

現実の問題に対応できるよう、各種制度も革新を重ねて国を守らなければならないのです。

お〆め


(し)韓国の農家って泥棒ですね。

(ゆ)農家が泥棒ってわけじゃないんだけど、農業制度もおかしいよね。どこかから盗んできた品種を登録したりして。

(し)日本から盗んだって知ってるんですかね?

(ゆ)知っているでしょうね。農業研究所でも日本の品種だと認識しているようですから。

(し)その時に合法かどうか調べたりしないのかな?

(ゆ)調べただろうね。ただ日本の法制度を調べて、訴えられて損害を受けることはないと判断したのかもしれないですね。
報道では時間が余りにも過ぎているので日本側が訴えて勝つ可能性はないと言われていました。

(し)じゃあ結局盗み放題ですね。旅行客を装って盗んだりできるんじゃないですか?

(ゆ)まあ、日本でも農家の作物が盗まれたりしているように、種や苗なんかも盗まれてしまうということでしょうね。

(し)畑が広かったりすると警備とかも大変ですよね。

(ゆ)田舎だと周りに人がいないし、道に防犯カメラがあるわけでもないから犯人を捕まえるのも簡単じゃない。

(し)じゃあお手上げ?

(ゆ)問題は費用対効果ですよね。莫大なお金をかければいいけど赤字になっちゃうし。

(し)難しい問題ですね。

(ゆ)恐らく複数の法律や制度が絡むことだから総合的に考えて何をどうするか議論すべきですね。

(し)一つの法律だけじゃ解決しないってこと?

(ゆ)そうだと思う。まあそれについては色々な偉い人たちが議論をしているところだと思うけど、たくさんの不便を解消して利益を守れるようにしてほしいですね。

(し)何だか無難そうなまとめ方だね。

(ゆ)そう言うしかないでしょ。何にせよ国際的な泥棒とも戦えるようにしなきゃですよ。何年放置してるのこの問題!

(し)政治の怠慢?

(ゆ)そうとも言えるかもね。とにかく早くしないと被害も増え続けるでしょうね。

(し)こまったチャンだね。

そして・・・しらゆきさんのごわごわ布団カバー


(し)前回の続きなんですけど、結局ゆるりんの家に元ふわふわ布団カバーを持ってきました。

(ゆ)何か意外と小さかったね。

(し)大きめのスーパーの袋に入った。ビックリしたよ。

(ゆ)って言うか、しらゆきさんの家の近くでふわふわにできないの?

(し)うちは近くにふわふわ乾燥機があるコインランドリーないから・・・。

(ゆ)変なの。結局うちの洗濯機で洗って近所のふわふわ乾燥機があるコインランドリーに持って行ったんだけど・・・。

(し)その前に色々コインランドリー見て回ったね。

(ゆ)うん。昔ながらのところから毛布乾燥モード搭載のAQUAの乾燥機があるところとか、結局4つ見て回った。

(し)家の近くにふわふわモードあって良かったね!

(ゆ)あそこ結構最近出来たところなの。2年経ってないかな?

(し)で、ゆるりんの毛布もごわごわだったから一緒にゆるりん家の洗濯機で洗って。

(ゆ)それで乾燥だけコインランドリーでやった。30分300円。

噂には聞いてたけど凄いね!コインランドリーの乾燥機!

(ゆ)なんかYouTubeによると、ポリエステルとかアクリル系の毛布は毛布乾燥モードがいいらしいね。

(し)ひょっとしたら洗濯もコインランドリーでやれば良かったかもね。

(ゆ)それは予算オーバーだから。でももし次回があるならそうする。

(し)結果的にふわっふわになったね!

(ゆ)うん。しらゆきさんの布団カバー、うちで使わせてもらうわ。すごいふわっふわになったよ。

(し)良かったでしょ!

(ゆ)でもそれってしらゆきさんが洗って乾燥機かけて使えば良かったんじゃない?

(し)あれ、デザインが好きじゃないの。

(ゆ)はぁ?

(し)肌触りが好きでふわっふわだから買ったんだけど、本当は好きじゃないの。

(ゆ)あっそう。別にわたしは嫌いじゃないけど。

(し)新しい布団カバーはちょっと重めで身体にフィットして気持ちいいんだぁ!しかも見た目が可愛らしいデザインなの。

(ゆ)そう、良かったね。

(し)ゆるりんも良かったでしょ!やっぱり布団カバーはふわっふわじゃないとね!

(ゆ)うん。結果的にはありがとうってことになった。

(し)ふわっふわのフワちゃん!

(ゆ)やめて!フワちゃんは個人的にあまり好きじゃないから。

(し)あ、そうだったね、てへっ。

お笑い東亜研究会

YouTubeチャンネル「お笑い東亜研究会」のブログサイトです。 ここではチャンネルに掲載された動画の他に、動画投稿されていないオリジナルのコンテンツも提供していく予定です。(あくまで予定です) そのうち記事が増えていくと思いますので、期待して待っていて下さい。 しらゆき(左)と、ゆるりん(右)の2人でお届けしてまいります。

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