#0097 韓国を徹底批判したトランプ大統領!言動を暴露される!
コラムはファイティング・アローンと題され、新型コロナウイルス対策では政府からの支援を受けられず、孤立した状態で韓国と協力して乗り切った経緯が書かれています。
妻のユミ・ホーガンは韓国出身で、彼女を通じて文在寅大統領に支援を求め、その結果、50万回分の検査キットを900万ドルで購入できて対策に大きく貢献したとしています。
また、トランプ大統領が当初感染症を軽視して対策を遅らせたことを痛烈に批判しています。
トランプ大統領が本当に興味を持っていたのは感染症対策ではなく、株価の上昇と再選計画だけのように思えたと指摘しています。
全米知事会で国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ氏を招き、事の深刻さに衝撃を受け、テストの重要性を知ったとしています。
当時のホワイトハウスの対応との余りにもの違いにショックを受けたとも書かれています。
共和党知事協会で大統領と食事を共にした時、トランプ大統領は習近平国家主席を賞賛し、安倍首相とのゴルフの楽しさ、金正恩委員長との友好関係を自慢したそうです。
一方で韓国に対しては、文在寅大統領とのやり取りは好きではない。韓国の人々はひどい。彼らはわたし達にお金を払わないなどと不満を口にしたそうです。
同席した妻は母国を侮辱されたがじっと耐えていたそうです。
トランプ大統領は誰でもテストを受けられると偽って公言し、オバマ政権から非常に時代後れのシステムを受け継いだと責任転嫁ばかりだと批判しています。
また、テストキット50万回分を初めて入手した時、大統領に褒められるかと思ったが、お金を無駄にしたと批判されたとしています。
2015年から知事を務めているホーガン氏は、エッセイ本スティル・スタンディングを先月出版予定でしたが、感染症対策に注力するとして延期しています。
編集所感
そしてとかく目立ちたがり屋で、いかに自分をよく見せるかに余念がない人とも思います。
なのでボルトン氏の暴露本の内容が報道された時、最初は驚きましたけど、慣れてきたというか、やはりああいう人なのねと思いました。
ボルトン氏の書籍はむしろ批判だらけなので、その内容にウンザリしてきましたけどね。
まあ彼も自分が正しいと主張したかったのであれば、トランプ大統領と大して変わらないですけど。
ホーガン知事はトランプ大統領と同じ共和党ではありますが、感染症対策に関しては完全に意見が合わず、自分は韓国という独自ルートを使って成功したとしています。
メリーランド州は感染者数75,000人以上、死者は3,215人、現在も毎日400~800人前後の新規感染者が増えているようです。
それでも死者数が減少しているとして、米国の中では成功している方だということです。
トランプ大統領の初動対応の遅れは弁解の余地もなく、第二手第三手もお粗末だったと言えるでしょう。
そこで独自ルートを通じて検査キットを格安かつ大量に入手できたというのは成功だと言ってよいでしょうね。
わたしはとにかく検査しまくるというモデルが万能とは思いませんが、米国のような一般市民の対策が余りに乏しい環境では有効だと思います。
ホーガン知事がエッセイを出版したり、こうして自身の功績をアピールするのには理由があって、2024年、次の大統領選挙の有力候補とされているからだということだそうです。
今回の寄稿の狙いはトランプ後の時代に備えて共和党を結束させるための下準備ではないかという見方があります。
ということは、今回の大統領選挙ではトランプ大統領が敗北すると見ているんでしょうかね。まあこの立ち位置であれば再選しても問題なさそうですけど。
トランプ大統領の韓国に対する発言が侮辱的だとしていますが、実際の場にいてそう感じたならそういうことかもしれませんね。
トランプ大統領ならひどい発言をしても不思議ではないです。
もしかしたら自分に対して比較的批判的なホーガン知事への当てつけだったのかもしれませんね。
ホーガン知事の寄稿文の内容だけを見れば、それほど酷いという印象はわたしは受けませんでした。
「韓国人はひどい」と翻訳しているサイトが多いです。
ただ、トランプ大統領が指しているのは韓国政府や分担金交渉の担当者達、米国の要求を受け入れない人たちで、韓国人全体を指しているわけではないようです。
韓国メディアは目立ったタイトルにして閲覧数を稼ぎたいからそう書きたてますけど文脈は違うと思いますね。
文在寅大統領と話が合わなくて話すのもウンザリというのはただの感想で、二人は合わないんでしょうね。想像つきます。
近隣諸国の日本、中国、北朝鮮のトップとの関係が良好としておいて、韓国だけ気に食わないというのがね、まあ面白いというか何と言うか。
韓国としてはこれからも韓国の婿。わたしはこの表現が気持ち悪くて嫌いですけど。
ホーガン知事を好意的に応援して、大統領になって欲しいとか書きたてるんでしょうね。
仮に大統領になったとしたら、表面的には友好的でも裏では国益のためにエグい事をやってくるので、そこは勘違いしない方がいいと思いますね。
米国はそういう国だし、それを今更咎めるつもりもありません。
多くのサイトが今回の寄稿文を平坦に捉えていると推測しますが、裏側では色々と渦巻いていて、トランプ大統領はいつも通り、ぶっきらぼうだということだと思います。
トランプ大統領はこのような感じなので、変な期待もしないし、今更取りたてて批判する気にもならないですけどね。
米国国民は次期大統領も好きに選んで下さい。
お〆め
で、トランプ大統領なんですけど、感染症対策に関してはチグハグで、あの通り米国は今も大変な状況です。
そして・・・
あと終わりがないので延々とどうでもいいのを見たりとか。