#0065 韓国は米国の同盟国!G7招待!で中国牽制!素直に喜べない韓国政府
韓国星州に配備されている対北朝鮮迎撃ミサイルシステムTHAADの装備が更新されたそうです。
THAAD配備時の2016年には中国が対韓国への制裁を強めたことから、韓国側は中国の出方をうかがっています。
これに対して中国は米国に対し、中国と韓国の両国関係に干渉しないでほしいと声明を出し、ある意味韓国は被害者であると見ているようです。
というのも韓国政府は中国側に事前に通知していて、中国から否定的な反応はなかったとしています。
(参考)中央日報 2020/06/01
しかし韓国にとっては中国だけでなく、北朝鮮をも刺激する可能性があることから、戦々恐々としています。
北朝鮮の対外宣伝メディアは早速これを、韓国国防部が米軍兵器の搬入を支援したことに対して国民が糾弾しているとだけ報じています。
韓国の反対派住民はこの動きを「日米ミサイル防衛システムに韓国を組み込む」「追加配備をしないという約束を破った」
「朝鮮半島と北東アジアの平和に脅威を与える」などとして文在寅政権に対して厳しい姿勢を見せています。
韓国国防部によると、今回の配備は性能改善でもなければ発射台追加配備でもない。ただの老朽装備交換だとしています。
中国メディアは今回の動きを、前回中途半端に終わった配備を完全なものに近づけるためだとして警戒感を強めています。
(参考)新浪網 2020/05/31
一方で米国は2021年にもTHAAD配備を強化し、より中国に近い平沢に配備させるという話も囁かれているようです。
(参考)東亜日報 2020/05/30
米国は対中国包囲網を強めようと、次にNYで開催される予定のG7にインド、オーストラリア、ロシア、そして韓国を招待するとしています。
(参考)ソウル新聞 2020/06/01
ロシアは元G8のメンバーであるからとして、インドとオーストラリアは米国と価値観を共にし、中国に対して厳しい姿勢を取っている国です。
韓国も当然こちらだろうというのがトランプ大統領の考えで、中途半端な立ち位置にとどまろうとする韓国への牽制も含まれていると思われます。
編集所感
このTHAAD配備に関する動きにしても、所詮米国の意のままに動かされたとしか見ていないようですね。
ある意味韓国の立場、主体性のなさを理解しているということでしょう。
中国は北風と太陽の太陽を演じようというところでしょうかね。でも北風が恐すぎて太陽に屈することもできないんですけど。
おっと、韓国で北風は別の意味でした。北朝鮮関連事件という意味だったと思います。
そういうわけで、韓国としてはどちらからも触れられることなく、ひっそりと、そしてフラフラとコウモリ外交を続けていたいことでしょう。
おっと、新型コロナウイルス流行中にコウモリはまずいですね。ウイルスばらまきそうで・・・。
バランス外交でしたかね、前向きな表現をすると。
いや、米国が不快感を示すかな・・・。
米国から中国との関係についてあまり触れられたくないのは日本も同じです。
日本も農産物や製造関連など中国への依存度が高いですからね。
もちろん脱中国の動きもあるわけですが。
中国は日本に対して領海侵犯を繰り返してしまったので、日本を味方に付けるのは難しいと考えているでしょうね。
あれも米国にプレッシャーを与える意味合いが強かったのか、それとも日本に揺さぶりをかけるつもりだったのか。
ちょっと今後の流れを考えるとチグハグな行動でしたね。
それでも日中韓の三国でと言って、何とか取りまとめたいようですが、ちょっと無理でしょう。日韓関係も考えると。
韓国ならまだ脈があると考えているようですね。
米国がインドとオーストラリアを呼ぼうというのは、恐らく米国が進めようとしている中国を除いた新たなサプライチェーンを構築するためということでしょう。
こうして仲間を集めておいて、このG7に参加する国々で中国を排除して仲良くやっていこうという話題で盛り上がりたいのだと思います。
イタリアも韓国同様その決断をするのが難しい国だと思いますが、英国、ドイツ、フランス、カナダは理解を示すのではないでしょうか。
香港を引き合いに出せば誰も文句を言わないでしょう。あっ、今は米国も似たような状況か・・・。
ロシアはどうするんでしょうね。今回の感染症を全部中国のせいにしたいというところなんですかね。
感染症への対策がボロボロですしね。
G7は元々自由民主主義や人権などの価値観を共有する先進国で構成されてきたわけで、そもそも中国やロシアは当てはまりません。
両国とも極度のデタラメ国家ですからね。米国に負けず劣らず。
最近はG7は偏った一部の国々であって、G20の方がむしろ色々な国が参加していてより多くの価値観から議論ができる意義ある場だと思いますね。
なのでG7の存在感を高めるためには国を増やす必要があるとトランプ大統領は以前から考えていたようです。
G8にロシアが入ったときは、デタラメ国が・・・と思いましたけど、G20に中国やロシアがいても、所詮1/20という感じしかしないですからね。
それに、今やG7だけで世界の方針を出せるというほど経済格差があるわけでもG7に牽引力があるわけでもないですよ。
トランプ大統領もそれを考えてのことだと思いますね。
韓国がこの枠組みに入ることに産経なんかは懸念を示しているようですけど、正式にG10などとして入ったとしても、当面存在感を示せずにいることになると思います。
なのでわたし個人としては別にどちらでもいいですね。当面おまけ国ですよ。
産経新聞が言うような、G7に参加している唯一のアジア国家とかいう看板は別にと思います。インドもアジアだし。
拒絶反応多過ぎですよ、産経は。
日本の立ち位置がなくなるほど韓国は他の国を感心させるような存在感を見せたり位置取りをしたりはできないと思います。
恐らく次のG7で韓国が発言するのは、K防疫で何とかというのと、輸出入の貿易の方ですね。それを活発化させていこうみたいな月並みな発言がせいぜいだと思います。
まあ、インドもオーストラリアも同じですよ。
反中ということで連れて来られただけですから、他のことに対してそれほど発言力はないでしょう。
米国が期待しているのは単に中国抜きで強固に連帯できないかというところだけでしょう。
なので韓国としては微妙な立ち位置になってしまうと思います。
日本も似てはいますが、依存度の違い。脱中国の可否を考えると韓国は厳しい立場にいることになります。
それでも韓国はスマートフォンや自動車が中国でほとんど売れず、その分野では全く別の意味で脱中国ができました。
けど、メモリ半導体は米中どちらも最大顧客ですから、米中の葛藤は災難でしかないでしょう。
米国は韓国があまり米国寄りではなく、中国に相変わらず依存しようとしているのを見てこうした嫌みなやり方をしていると思われます。
ここは文在寅大統領が思いきって、韓国が米中の架け橋になる!などと言って両者の間に取り入って、結局米朝関係と同じようになる、というオチはいかがでしょうか。
そのくらいしないと埋もれますよ。やっぱり目立たないと!
お〆め
中国と南北の三国同盟とか。今や日米韓の連携は韓国のおかげでボロボロですからね。
一国二制度ももうこりごりでしょうし。うまく丸め込んで適度に距離がある方がいいんじゃないですかね。
もし中国と統一となったら脱出する人とか出てくるんじゃないですか?香港みたいに。
なのでそれには強力なレーダーが含まれていて、中国はそれで内側を探られるとして脅威を感じているんです。
なので妨害電波を出すなどももちろんあるんですけど、最終的には直接打撃しかないみたいな結論になっています。
米国もほぼ同じだけど、幸いある程度の価値観は共有できていますからね。
ところでTHAADとイージスアショアは違うんですか?
そして・・・
あの、同僚のキーボードのことです。
社内で問題になって、注意するとしばらくは静かなんですけど、すぐに乱闘が再開されるんですよ。
それで最終的には薬指を突き指して、苦情も増えてってことで相談したんですけど。
しらゆきさんにプレゼントしたのは富士通のリベルタッチLibertouhという高級シリーズなんですよ。
昔富士通の別のを使っていてとてもよかったので。