#0294 韓国空軍また壮絶いじめ発覚!ガス倉庫に監禁後着火!もはや殺人未遂・・・
過酷ないじめが通報されたにもかかわらず、適切な対応がとれなかったということです。
陸軍や海軍はこうした報道がないということは、空軍特有の問題があると考えるしかありません。
今回の3行まとめ!
- またよりによって空軍で・・・
- しつようないじめ行為
- 上層部にも問題あり
軍人権センターによると「空軍第18戦闘飛行団工兵大隊で集団暴行、過酷な行為、セクハラ被害の発生を確認した」としています。
事件被害者が軍事警察に申告したにもかかわらず、被害者保護などの措置が適切に行われなかったと指摘しています。
韓国では4人1組で生活館という場所で生活を共にするようですが、後から入ってきた兵士を長期間いじめ続けたと報告されています。
最も酷いものは溶接用のガスが保管された倉庫に閉じ込め、倉庫内の箱のかけらに火をつけ、脱出してみろといった行為を繰り返したそうです。
もちろん着火したかけらが何かに引火すれば爆発の危険性もあるため、極めて危険な行為であると考えられます。
その他にも何かと難癖をつけて被害者を殴打したり、戦闘靴に消毒用アルコールをかけて着火したりなど、いじめ行為は多岐に渡ったようです。
その中には暴言、ダンスの強要、性的暴行、これは性器などを殴る行為も含まれるようです。
加害者3人のうちの一人は人権侵害行為に加担した前歴があるにもかかわらず、同様の事態を再び起こしたと指摘されています。
工兵部隊の兵士が容易に危険物質にアクセス可能だったことについて、軍の管理能力も問われています。
工兵部隊幹部達は、問題があった場合はヘルプコールや軍事警察に通報せず、幹部に報告するようにと誤った教育をしていたことも分かっています。
編集所感
今回の概要!
- いじめの生まれる土壌
- なぜ空軍だけ多いのか・・・
- 改革しろと言われても・・・
記事からも分かるように、上下関係が非常に厳しく、また生活を共にするという密な関係もいじめを生み出す土壌となっていると思われます。
上下関係による圧力から、いじめを適切に報告させないようなシステムができあがっていることも問題と言えるでしょう。
日本でも学校側や教育委員会側がいじめであると認定せず、適切に報告がなされないケースが報じられたりしています。
管理側としてはいじめが起きてほしくないし、ちょっとしたことなら内々に収めたいというのはわかります。
いじめ自体が完全に解決できているならそれでも構わないかもしれませんが、そんなに単純なことではないでしょう。
傍から見て、いじめがあるとかないとか、そう簡単に判断できるものではありませんしね。
学校のいじめにも陰湿で酷いものはありますが、軍でのいじめはさらに酷いように感じます。
どちらもいのちが失われることがあるのでどっちがどっちとは言えませんけど、今回の事例はかなりひどいなと感じます。
どうあれ、軍としてはこうした問題を起こさないために通報システムが確立されていたにもかかわらず、幹部の判断でそれが適用されなかったという。
国軍が国を守るのは当然のことですが、国を守る兵士を守らず、幹部達の体面を守るようにシステムに手を加えられていたわけです。
戦闘や事故などで兵士が国の犠牲になってしまうということは悲しくも仕方のない部分はあるかと思います。
しかし、幹部の小さな体面のために犠牲になるというのは国民としては受け入れがたいでしょう。
こうした組織の不条理というのはもちろん韓国空軍に限ったことではありませんが、国家の中でも極めて繊細かつ中枢部分で起きているわけです。
時代の流れもあって兵役に対する風当たりが強いにもかかわらず、軍内部は呑気なものですね。問題意識が低すぎる。
しかもこれまで何度も問題視され、改善が試みられているにもかかわらず、現場レベルでそれらが全てないがしろにされているという現実。
これは韓国社会としても受け入れがたい事実でしょう。いまだに軍内部で兵士の兵士に対する犯罪行為が行われているわけですよ。
もちろん陸軍や海軍にも同様の事件はあるかと思いますが、ひょっとしたらその2つは防止システムがうまく機能しているのかもしれません。
ここのところ槍玉に挙げられる数は空軍が圧倒的に多く、空軍内の責任者と管理機構に大きな問題があることは否めません。
もはや悪しき文化として定着し、改善が行われていないというのがむしろ浮き彫りになっています。
空軍が際立って悪質であるというのは誰しもが知るところですが、これ以上恥をさらしてはならぬと余計に隠蔽に走っているのかもしれません。
こうした体質のために軍の幹部達が何度も槍玉に挙げられますが、なかなか簡単に処分できず、不祥事が相次いでいるというのもあるでしょう。
国を守る組織ですから、幹部全員総入れ換えなんてことも容易にできるものではないということです。できれば楽なんだろうけど・・・。
軍人権センターは、このような事態が繰り返されていることから、もはやこうした捜査を軍に任せることすら疑問視しているようです。
重大な人権侵害事件は国際人権機関に任せたり、軍事裁判所から裁判権を取り上げるよう勧告を出しています。
こうした問題の続発は軍への批判に留まらず、具体的な対策や改革を打ち出せない政権や大統領へと向かうことでしょう。
韓国政府は命が失われたセクハラ事件をきっかけに改善を約束しましたが、その効果は今のところ現れていないという事です。
まあ、軍改革と言ってもちょっと特殊な位置にある軍に手を突っ込んで容易にかき回せるわけでもないので楽ではないでしょう。
文在寅大統領は兵役についてや兵士の待遇改善などいくつかの改革を行いましたが、それらはこの問題との関連は低いです。
難しい問題ですが、もはやそうも言ってられない状態。でも、本当にどう対策を取ればいいんでしょうね・・・。
お〆め
記事を読んでると、通報システムみたいなのはあるんだね。すぐ通報したらダメなのかな?
なんか生活館っていう位置的なものは分離するらしいけど、工兵という所属は分離してないらしいんだよ。
会社の同僚が帰省したそうなんですが、ほとんどお忍び状態だったらしいです。田舎は色々あるらしくって。そういうわたしもコロナ以降は帰省してないんです・・・😥
あつまれ!しらゆき姫のてんこ森
第123話 しらゆきさんの実家に帰らない理由
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