中国vs英国 また検査キット不良
(し)またですか。もうそのことについて話すことないんじゃないですか。
こんな状況の英国に対し、韓国政府は入国制限措置はとらないようですが・・・。
#0032 韓国政府の入国制限措置、中国、米国、英国は対象外
韓国政府は総選挙を一週間後に控え、韓国に対して入国禁止措置を取っている国へのビザ免除とビザなし入国を停止するとチョン・セギュン首相が発表しました。韓国政府は感染者拡大防止のため4月から、全ての入国者に対して2週間の待機義務を課すとしましたが、自己待機対象者が4万人を超え、政府当局の能力が限界に達したとして入国制限を強化したということです。
(参考)聯合ニュース
これまで韓国は一部の国を除いて強力な入国制限措置を取らずに感染を抑え込んできたとして世界から一目置かれていましたが、結局は他の国と同様の措置を取らざるを得ないという結果になったわけです。
ここのところ韓国では海外からの入国者が新規感染者の大半を占めていて、入国制限を行ってこれを防ぐべきだという声があちこちから上がっていました。
韓国政府の今回の決定は、この声を反映したものと思われます。
韓国からの入国禁止措置を行っている国と地域は148にものぼり、このうち120については全ての外国人の入国を禁止しています。
(参考)KBS
米国と英国を除いたほとんどの主要国がこのような措置を取っていて、こうした国に対してビザ免除とノービザ入国を暫定停止するとしています。
よって、感染者が拡大しているにも関わらず、米国と英国は入国制限の対象外となっています。この他メキシコに対しても入国制限は行わないとしています。
中国は3月26日に韓国人のビザの効力を一方的に停止しましたが、中国とはノービザ協定を結んでいないため、今回の措置の対象外だとしています。
韓国政府は相互主義に基づいてとしていますが、なぜ中国には当てはまらないのかという批判の声も出てきています。
また、日本が韓国に対してノービザ制度を中止すると、即座に同様の措置を取って対抗するなど一貫性に欠いた姿勢を見せていると批判を浴びています。
韓国政府は今回の措置について、入国禁止ではなく、開かれた韓国を維持するとしています。韓国政府は初期の武漢以外、入国禁止措置を取っていないということです。
この時期での方針転換に、選挙を意識したものではないかと囁かれる一方で、中途半端な措置で防疫に対する効果は限定的だという批判も上がっています。
特に野党はなぜ中国に対して厳しい措置を取らないのかと指摘し、攻勢を強めています。
編集所感
この突っ込みどころの多い中途半端な措置は一体何なのかというところですが、これは総選挙を控えて中途半端な票集めを行ったと言えるかと思います。
中国に対しては特別の配慮があって、何もできません。それでも人々がパッとニュースを目にしたときに、政府が大規模な入国制限措置を行った。この印象を与えて中間層を取り込もうというわけです。
ニュースを精査する人には全く効果はありませんが、パッと耳にして報道されるがままの印象を受ける人には効果があります。そういった人たちを取り込むには効果があるでしょう。
そういう人たちは入国制限と入国禁止の違いも気にしないでしょうから、これでも十分という事です。
こうした中途半端な政策が進められた背景には、ある程度選挙戦を優位に勧めているということもあるかと思います。
保守系で野党第一党の未来統合党は、相次ぐ失言で支持獲得に苦戦していて、こうして自滅していく野党の無様な姿を見て、強度の政策は必要なく、印象を与えるだけでよいだろうと判断したとも考えられます。
この野党の失言が余りにも乱暴で低俗なもので、多くの国民が失望しているとされていることから、余裕が出てきたのでしょう。
こうした浮動票は中道にも流れていくこととなるでしょうが、過半数を競う野党第一党の失墜で随分と余裕が出てきたと思われます。
中国に対してのゆるゆる感は当初からであって、今更新たに批判を受けるものでもないという判断なのでしょう。
中国に対して強力な措置を取ってもそれほど票を増やせない。議席への影響も少ない。
それよりも良好な中韓関係を維持することを重視しているということだと思われます。これはある意味国民よりも中国を取ったとも言えるかと思います。
中国はともかくとして、爆発的な感染拡大が続いている米国と英国を除いたのは理解ができません。ただ両国とも出国が容易ではないですから、対象としなかったのかもしれません。
そうは言っても、政治とは姿勢を見せることが重要ですから、感染拡大が続いている国に対しては、相互主義ではなく、自主的に対策を取ることが重要と思われます。
なぜならば今から米国や英国が韓国人に対して入国禁止措置を取ったところで、そもそも行く人もいないでしょうから、気にすることでもないはずです。
寛大に見える一方で、自主性はないのかという印象を受けますね。こうした面からも、誰のための何のための政府なのかと思ってしまいますね。まあよその国のことではありますが。
韓国政府がこんな呑気にやっていられるのは、何よりも感染拡大に対して今は韓国は余裕があるからこそということ。
そして選挙に向けて一部の批判を抑えるために何かしようということ。さらには選挙戦の余裕。これらがこうした政策という結果となってでてきたということです。
まだまだ余裕があり、楽観レベルをほんの少し下げただけでももう十分。そういうことなのだと理解しています。
厳しくなればもう一段楽観レベルを下げますよ、ということなんでしょうね。警戒レベルを上げると言うよりも。
お〆め
(し)そんなに批判的でもないんですね。
(ゆ)えっ?そう?まあ強烈には批判しませんけど。様々な状況を見て適度に対応すればいいんじゃないですかね。
ほら、別に日本も関わってないし、よその国の政府なんで。しかも仮に自分の国があのような態度だとしても、政権への支持度で評価はかなり変わってきますから。
(し)もし日本があのようにしていたらどう思いますか?
(ゆ)だからそれは現状がどうかによるんですよ。今のような状況だったら入国禁止にしろと思いますし、韓国のように新規感染者数に明らかな陰りが見えれば別にどうでもよいと思いますね。
(し)でも率直に言って幅広く入国禁止をするのが確実ですよね。いつもそういう態度じゃないですか。
(ゆ)ええ、そのとおりです。わたしは早い段階から積極的に移動制限を行うべきだというのが基本的な考えです。
ただ経済的側面も考えなければならないですし、国としての姿勢もありますから韓国政府はあのような選択をしたんでしょうね。
(し)あれっ?何だか今日は積極性がないように感じてるんですけど、この報道、どうでもいいと思ってます?
(ゆ)え?そんなことないけど?いつもと同じ立ち位置だと思っていますけど。
(し)そうですか?こういうのもアレですけど、やる気がないのかなぁって・・・。
(ゆ)おかしいなぁ。でもどこかではどうでもいいと思っているのかも。何かこの政策はちょっと、真面目にやってるのかという気がして・・・。
(し)いっその事何もしなくてもよかったということですか?
(ゆ)そう。何かこんな中途半端な政策、意味あるのかなって。本当に選挙のためのイメージ戦略だったら、わざわざ事細かに指摘するのも馬鹿らしいと思っているのかも。
(し)ふふふっ、わたしの目はごまかせませんよ。
(ゆ)うーん。そんなごまかすつもりもないんですけど、本当になんだこりゃって感じですよね?
(し)えーっと、わたしはよくわかりませんが、入国制限したんだなーと思います。
(ゆ)感想なしってこと?そっちこそやる気がないじゃない。
(し)わたしの場合はやる気がないんじゃないです。やる気があってもきっとこれくらいなんです。
(ゆ)興味レベルが?
(し)はいっ!
(ゆ)返事が元気だね・・・。
そして・・・
(し)そういえば最近とても気になることがあるんです!
(ゆ)何ですか?それに関しては興味レベルが高いってこと?
(し)そうです!あのですね、マスクが気になるんです。特に鼻マスクです。
(ゆ)鼻マスク?
(し)あの、マスクから鼻をひょっこり出している人たちのことです。
(ゆ)ああ、あれね。効果無いんじゃないかと思ってしまいますよね。
(し)それがTVを観ていると色んな人が出していたりゆるゆるだったりするんです。しかも医療関係者でも出したりしていて・・・。
なのでああいうのも見て本当は鼻を出してもいいんじゃないかと勘違いする人がたくさんいるんじゃないかと思うんですよ。
(ゆ)ああいう人達って鼻で呼吸ができなくて苦しいからじゃないですか?
(し)そういうことなんですか?それよりもかっこ悪いです。何だかアニメのお笑い担当キャラみたいです。
(ゆ)わたしも違和感を覚えます。
(し)それと顎マスク!顎がすごく出ている人。それも気になります。
(ゆ)鼻と顎が両方出ている人もいますよね。
(し)ミニマスクですね。それも見ているとイラッとします。
(ゆ)たぶんマスクがそれしかないんですよ。
(し)そういえば、自民党の二階幹事長はマスクが逆さまでした!
(ゆ)そんなことも気付くの?いつ?
(し)接触者8割減なんてできるわけない発言の時です。ワイヤーが下側にいってました。誰も注意しないんですかね?
(ゆ)しなかったんでしょうね。気付かなかったのかしなかったのか。
これも名前付けるの?逆さマスクとかって。
(し)何ですかそれ?そのネーミングがダサいです。
(ゆ)そんなに厳しく言わなくても。それにしてもこの話題では水を得た魚のように元気でしたね。
(し)だってものすごく気になりますから・・・。気になりませんか?
(ゆ)気にならなくはないけど・・・。そこまでは・・・。