韓国政府、日本と同じ方式で全国民に100万ウォン支給!


#0039 韓国政府、日本と同じ方式で全国民に100万ウォン支給!


韓国政府は当初緊急災害支援金支給100万ウォン(約9万円)の対象を所得下位70%の世帯としていましたが、

与党共に民主党と政府、大統領府が協議した結果、これを全国民へと拡大すると発表しました。

与党共に民主党は、先日の選挙で公約として掲げたとして全国民への拡大を強く主張。

一方で政府は当初の7兆6,000億ウォンの税制負担に加え、さらに3兆から4兆ウォン必要になるとして否定的でした。

しかし共に民主党は総選挙前からの主張で撤回は難しいとして政府を説得し、こうした結果に至ったということです。

補正予算は7兆6,000億ウォン(約6,700億円)で、これに地方政府の予算2兆1,000億(約1,800億円)ウォンを加えて9兆7,000億ウォン(約8,600億円)が投入される予定でしたが、

全国民を対象とすることで13兆ウォン(約1兆1,500億円)が必要となるとされています。

この16日に7兆6,000億ウォンの補正予算案を国会に提出し、この20日にもチョン・セギュン首相が施政演説をする予定だったことから正に急転直下の展開とも言えます。

共に民主党は国債発行を検討していますが、これには野党の反発が予想されます。しかし前の選挙で圧倒的過半数を得たことからこれを強行できると考えているようです。

今回の全国民への100万ウォン支給は4月の臨時国会で補正予算案が可決されれば、5月中に支給出来ると見込んでいるようです。

第一野党である未来統合党は総選挙期間中にファン・ギョアン党首が「全国民に50万ウォン(約4万5千円)の支給」を公約として掲げていましたが、選挙で惨敗して代表から退きました。

党の内部からは不正なポピュリズムだという声もあったことから、一定の抵抗はあると思われますが、与党はこれを押し切って進めたい構えです。

編集所感


何だか日本で起こったことと全く同じようなことが起きたと知って苦笑している方も多いかと思います。

正直なところ、わたしはこうした全国民への支給は良い方法だとは思いません。雑で人気集めの愚策だと思いますね。

公明党の山口代表の言葉が常に気になります。

報道では「今回の補正予算案で、届く範囲が極めて限られる30万円の給付をやっても、どれだけの国民の支持が得られるのか。

もっと広く対応できる一律10万円の給付を補正予算案を組み替えて実行すべきだ」
(参考)jiji.com 2020/04/16

と話したとされています。

わたしはこの言葉を聞いて、なんだ、支持のために政治をするのかと思いましたね。

国民の声に耳を傾けることは重要ですが、その声を聞いて、より良い政策を行うことが政府に求められていると思います。

だったら大勢が消費税不要と言えば消費税はゼロになるのか?違いますよね。

感染拡大で政権運営が槍玉に挙げられていて、それを帳消しにするにはここで国民から人気が得られると思われる全員給付に踏み切りましょう。そんな風に聞こえます。

わたしはこのような大金がもっと適切な場所に適切に届けられるようにしてほしいと思いますね。その案を頭がいい人達に考えて欲しいです。

どうせなら人口掛ける10万円を都道府県に配り、都道府県に対応を任せるのはどうでしょうか。配っても良いし、対策に使っても良い。この方がまだ真っ当だと思われます。

わたしは全国民に適当に配るよりも、より必要とされるところに的確に支援の手が差し伸べられるべきだと思います。

おっと韓国の話をしましょうか。ただ基本的にはこの考えと全く同じです。

韓国では国民の管理が日本よりも厳格なので、早急に支給出来ると思います。

ただほぼ決まりかけていた下位70%世帯に100万ウォンからさらに変更されるため、日本と同様に補正予算を組み替える必要が出てきます。

全く同じように無駄に時間がかかるわけです。

韓国もこうなっているならそのまま各世帯に100万ウォンを急いで支給し、差額分を補正予算で後ほど支給するでも良いかと思いますね。

手続きが煩雑になるかもしれませんが、緊急性を重要視するならそれもありではないでしょうか。

どうあれわたしからすれば過度なポピュリズム政策だと思いますね。

選挙に勝つために掲げた公約が国の財政をいたずらに悪化させる。そういう方式だと思います。

こうした事態を見て、韓国は政策まで日本のを丸パクリかという声も聞かれるかと思いますが、選挙戦でこの政策については触れられていたので、丸パクリというわけではないですね。

結果的にはそうなってしまいますけど・・・。

お〆め


全国民に10万円支給についてどう思いますか?

(し)嬉しいです。もらえるものはもらいます。

(ゆ)この政策を支持します?

(し)うーん、正直なところわたしは困っていないので、より適切なところに届いた方が良いとは思いますね。

(ゆ)わたしと同意見ってこと?

(し)そうです。偶然ですね。

(ゆ)丸パクリじゃなくて?

(し)違います!知ってますよね。これについては以前電話で話したじゃないですか!

(ゆ)ええ、そうでしたね。今回のしらゆきさんの意見はわたしの丸パクリではないです。

(し)失礼すぎます!韓国と一緒にするなんて!

(ゆ)いや、だから韓国も一応は丸パクリじゃないから。

(し)でも印象としては丸パクリですよね。ネットはそうやって騒いでいるんじゃないですか?

(ゆ)見ないから知らないけどきっとそうやって騒ぐと思います。放っておきましょう。

ところでどうして全員支給に反対なんですか?

(し)テレビとか報道で最前線で頑張って働いている人の苦しむ姿や、それを支える立場の人たち、保育士さんですとかスーパーの人ですとか。

そういうのを見ていると、そういう人たちのために何とかならないのかなという気持ちになるんです。

医療用品なんかにも色々お金がかかりますし、企業も大変ですから、もっとそっちの方の支援にお金が回せないかなと思うんです。

(ゆ)なるほど。わたしは特に固定費の一つである家賃支援策に回せないのかなと思いましたね。

これは支払猶予を持たせるとか立ち退かせないとか法案の方で何とかするという話のようですけど、これをもっと早く決めるべきだと思っていましたね。

助成金もいいんですけど、一番苦しいのはそういった固定費ですので、そこに対する支援をいち早く明確にすべきだと思いますね。

個人に対しても同様です。

(し)都心では更新料が払えなくて困っている人もいるという話ですけど。

(ゆ)あぁ、地域特有の悪い商習慣ですよね。更新料家賃一ヶ月分とか。なんなんでしょうね。

(し)地方では数千円だったり不要だったりするそうですよ。

(ゆ)こういうところにも目を向けて欲しいですね。とにかく家賃で個人も事業者も苦しんでいます。そこが10万円給付よりも大きいと思います。

(し)わたしはそれについては最近報道されてなるほどと思いましたけど、ずっと言ってましたよね。

(ゆ)海外でも話題に上がってたし、ちょっと考えれば売上減少以上に問題となるのは分かるでしょう。

(し)国会議員や官僚には無理でしょうね。お店持っていればわかったと思いますけど。

(ゆ)そのナイトビジネスなんかも賃料が問題で営業せざるを得ないというところがあったと思うんですよね。そこがチグハグでしたね。

(し)安倍さんは批判を浴びていますね。

(ゆ)ちょっと野党の過度な批判は目に余りますね。批判することがなくなって決定プロセスが遅すぎると騒ぎ出しましたね。

(し)もう過去のことを責めても仕方がないですよね。

(ゆ)矛先がなくなったからゴチャゴチャ言っているんですよ。最悪です。

(し)安倍さん今回のことで謝罪していましたね。

(ゆ)いいことですね。はっきりと過ちを認めるというのは。何か珍しいですよね。でも素直に認めたことは評価します。

(し)でも全員給付は評価しないんですよね。

(ゆ)評価しないです。30万円給付も問題があって右往左往していましたけど、どういう選択肢を選んでも一長一短だと思います。

今回の全員給付は短所に目をつぶって効果の薄い政策に大金が投じられるという事になるかと思いますね。

(し)何だか受け取らないことで胸を張る人が続出しそうですね。お金持ちの人たちとか。

(ゆ)それで政府を批判しようということだと思いますけど、ほぼ国会の総意なので矛先が国会やほぼ全ての政治家だということを忘れて欲しくないですね。

受け取らないから偉いとか言いそうでいやですね。黙っていて欲しいです。

(し)目立ちたい人多いから黙っていないですよ。

あ、韓国が丸無視されていますけど。

(ゆ)え?同じだからいいんじゃないの?わたしは所得下位世帯70%の方が良かったと思いますけど。

(し)ギリギリそこに入らなかった人から文句が出ませんか?

(ゆ)それを言ったらキリがないんですよ。何事も万能ではありません。

(し)だから全員にしたんですかね。大統領も受け取るんですかね?

(ゆ)当然受け取るでしょう。受け取って即どこかに寄付すればいいんじゃないですか?

(し)寄付とかできるんですかね?

(ゆ)できないかも。議員とかも同じかな?

(し)だから麻生副首相は受け取らないとか言っているんですかね。申込制を強調していましたけど。

(ゆ)公言したら返納と一緒じゃないですかね。黙っていればいいのに。公明党の某も言っていましたよね。

(し)正直イラッとしちゃいました。

(ゆ)しちゃったんだ。

でも10万円を何に使います?

(し)特に何かをしたりすることはないので、結果的には貯金と同じになると思います。

(ゆ)それじゃあ経済に貢献しないじゃん。

(し)欲しかったリュックは自分で買ったんで。

(ゆ)あ、そうなんだ。というか自宅勤務でちょっと増えた水道光熱費に充てるということですかね。

(し)そうかもしれません。あとコーヒー代。

そして・・・


(し)日曜日休みましたね。どうしたんですか?

(ゆ)お昼寝してたら間に合わなかった。そして今回のこれを急ごうとして順番が変わることになります。

(し)大変ですね。手伝えることがあったら言ってください。

(ゆ)その前にまずは実力をつけてください。勉強して!

(し)勉強かあ・・・。

(ゆ)そういえば服の書きかけデータがWindows Updateによって消されました!

(し)えっ?保存してなかったんですか?

(ゆ)保存せずにスリープしてたら再起動でなくなりました。やる気が・・・。

(し)えーっ!また先延ばしですか。

(ゆ)ただでさえ忙しくて色々なところからせっつかれてるんですよ。

(し)本業も頑張って下さい。

(ゆ)そういえば最近ゲームを始めたそうですね。スマートフォン?

(し)はい。カフェを経営しています。

(ゆ)経営してますじゃなくてゲームしてるんでしょ?

(し)そうとも言います。

(ゆ)面白いの?

(し)あの、すごく急かされるんですけど、面白いです。結構上達したんですよ。

(ゆ)できればその時間を勉強に使って欲しい。

(し)どうやら無理のようです。勉強より面白いです。

(ゆ)課金してるの?

(し)してません。

(ゆ)じゃあ経済に貢献もしてないじゃん。時間もったいない。

(し)いいんです。これから勤務日数も減ったので伸び伸び過ごすんです。

(ゆ)勉強の優先度低いなぁ・・・。



お笑い東亜研究会

YouTubeチャンネル「お笑い東亜研究会」のブログサイトです。 ここではチャンネルに掲載された動画の他に、動画投稿されていないオリジナルのコンテンツも提供していく予定です。(あくまで予定です) そのうち記事が増えていくと思いますので、期待して待っていて下さい。 しらゆき(左)と、ゆるりん(右)の2人でお届けしてまいります。